日本国債格下げで円安か?! それよりも・・・・・ [世界経済の影響]

24日 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによって格下げされましたね。


果してこれが ドル円相場に影響するのか? しないのか? 気になるところだと思います。


日本国債格下げ = 円安要素    


だから、 ドル円相場は 円安に向かいます!    


・・・・と 言いたいところですが、  私は そうではないと考えています。


そう甘くはないです。    




本日26日に バーナンキFRB議長がJackson Holeで スピーチします。


マーケットは、 バーナンキFRB議長が 何を話すのか? これに注目しているようです。   



つまり、

バーナンキFRB議長がQE3(FRBが行う3度目の量的金融緩和策)を示唆するかしないかです。


もし、 QE3を行うようであれば ドル売り要素となるでしょう。


もし、 QE3について 何も話さないようであれば、  

再び 欧州の不良債権問題に マーケットは注目するようになるだろうと思います。



欧州の不良債権問題は 何度もこのブログでも話していると思いますが、 

何も 解決に至っておりません。  ただ 先送りにしているだけです。



欧州の不良債権問題は ユーロ売り要素です。




つまり、 今後も ドル売り、ユーロ売りの可能性が 大きいです。


いずれにしても 円が 買われることになるだろうと 私は 考えています。




これまでに、 3回 介入が入りました。



ドル円チャート介入時(日足400).png


チャートで見るとわかるように、 日銀単独での介入だけでは 結果的に 円高に進むのを

遅らせているだけで、 円安に進ませるものにはならなかったですよね。



今後も 介入が入るだろうとは思いますが、 

その場合は 日本単独の介入なのか?、 多国による強調介入なのか? 

そして どのくらいの規模で行われるのか? 


これに 注目しなければならないと思います。




本当に 円安方向に流れを変えたいのであれば、 


強調介入もそうですが、 

個人的には 日本も 更なる量的金融緩和策を出さなければ 難しいのではないかと

私は考えています。   


 


山本有花が教える~5DAY'S FX~




 
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