今後の日銀の介入はいつ? 円相場の今後はいかに?  [2011年11月のドル円]

これまでのドル円相場は 過去の記事に書いたように、想定していた範囲内で動いていますね。

これからも 自信を持って記事を書いていこうと思っています。 笑  


あっ! いつも申しておりますが・・・・・、 

あくまでも 私の勝手な予想なので、 必ずこの通りに相場が動くとは 保証していませんので、 

実際の取引では 自己責任でお願いします!    


読んで 考え方の参考にしていただく程度で お願いしますね。




先日(2011.10.31)の 日銀単独介入では 過去最高額のお金で介入したようですが、

結局 トレンド変換は達成できず、 再び 円高へ ジリジリと動いています。


やはり、世界的なドル売り円買い圧力は 大きく強いようですね。  

日銀単独では 限界があるようです。



今後の日銀の介入タイミングと これからの円相場の予想ですが、  

これまでと考えは同じで、 円高方向へ動いていくと思っています。 


介入については、 前回と同様 高値(円高)を更新した後だと 考えています。



この考えには ちゃんとした根拠があります。      



週足300-1.png

週足300チャートです。


チャートを見て解るとおり、 これまでに ドル円は 順調に円高へ動いていますよね。


テレビのニュースでは 「急激な円高」 という 言葉をよく耳にしますが、 

チャートを見る限りでは 「急激に!」というより 「順調に!」という感じがしませんか?


皆さんが望んでいる円安へは、 この下降トレンドラインを上に抜けない限り、 

円安へのトレンド変換は あり得ません。




日足400-1.png

ここ最近のチャートです。 (日足400チャート)


これまでのドル円相場は 下降トレンドライン(ピンク斜線)と 円最高値ライン(ピンク横線)

の間で動いています。


まさに 三角持ち合いです。

この三角持ち合いは 徐々に狭まり いずれ どちらかにブレイクしていきます。



三角持ち合いのセオリーとして、

上に抜けた場合は 買い圧力が強くなり、(買いシグナル発令!)

下に抜けた場合は 売り圧力が強くなります。(売りシグナル発令!)



下降トレンドを仮に上に抜けたとしても 大きなチャートポイントである86.00ラインが

待っていますので、 円安トレンドに変換したとは言えないと思います。  


もし、上に抜けた場合でも この86.00ラインを超えない範囲で レンジ相場(ボックス相場)に

なるのではないかと考えています。


まぁ これは まだ 先の話ですが・・・・・。   
   


86.00円ラインについては 過去の記事に書いてありますので、

こちらを参考にしてください。
→ http://fxdoruen.blog.so-net.ne.jp/2011-07-03



もし、下に抜けた場合 売りシグナルですが、 日銀の介入を警戒し 市場も積極的な

売りには動かないでしょう。  


これまでもそうでしたよね?



個人的には 今後の予想としては 上抜けより 下抜けの方だと 考えております。

そして、 日銀の介入は この円最高値を更新したあとになるだろうと思います。   


その根拠は TPPです。 
 
日本政府が TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉参加を決めましたよね。


加盟国の間で取引する物に対して関税を撤廃して自由化するというTPPですが、 


もし 日銀が介入して円安方向へ為替操作をしてしまうと、日本にとっても有利になってしまいます。 

こんなことしたら、加盟国から 大ブーイングが起きるはずです。


日銀が介入するには それなりの理由が必要になるというわけです。   

その理由付けが 円の 「最高値更新!」 だと思うのです。 



ということで 日銀は 日本のTPP参加で さらに介入がしずらくなります。




現在も マーケットでは 欧州債務問題に注目しているようです。  

今の円高は ユーロ安が大きく影響しているようです。   


ユーロ円の相場を見てもわかりますが、 ユーロ安円高です。  

ドル円もそれにつられて 円高へジリジリと動いています。   



個人的には ギリシャは破綻し ユーロから離脱することになるだろうと思っています。

それしか ユーロを存続させる方法はないと思いますよ。  





これからも この超円高時代は しばらく続くことになりそうですね。




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