超円高時代! 円高はいつまで? トレンド変換点を探る! [2011年7月のドル円]

ここ最近(2011年6月)のドル円の動きは 80円周辺から82円周辺で 行ったり来たりしています。

2008年3月に100円割れをしたと思ったら 今では 80円台が当たり前となっていますよね。 

この円高って いったい いつまで続くのでしょうか?  


円安方向へ向かうトレンド変換点(円高下降トレンド⇒円安上昇トレンド)はどこなのか

自分なりにチャート分析してみました。  


ドル円週足チャート1.PNG

これは ドル円週足チャート(期間180)です。

2008年8月の高値と2010年5月の高値を結んでトレンド線を書きました。

これが 現在のトレンドになると思います。

やっぱり 下降(円高)トレンドですね。


ドル円日足チャートA.PNG

ドル円日足チャート(期間300)です。  

これを見ると 2010年9月15日に実施された日本単独介入後、 86.00円近くまで上昇しましたが、

再び下落しています。

その後も徐々にドル円は下落していき、 2011年3月17日に 過去最安値76.25をつけました。

翌日の18日には 日米欧の協調介入が実施され上昇したものの、 85.50辺りまで上昇しましたが、 

86円には届かず 結局下落しています。

つまり この86円の抵抗線(レジスタンスライン)はまだ生きていることになります。





ドル円日足チャート1.png

そして 現在は(2011.07.03現在) 80円割れを何度か起こすものの、

協調介入を意識してか、 2011年5月5日の安値、79.50ラインを保っているような状況です。 
 

ドル円週足チャート1-1.PNG

このチャートのように 下降トレンドライン(緑)と79.50円ライン(ピンク)の間で

今のところドル円は動いています。  

このトレンドを変えるには まず この緑のラインを 上に抜ける必要があります。  

そして この上に抜けたポイントが ”買いシグナル” となるわけですが・・・・・、  
 


ドル円週足チャートA.PNG

図のように、 この緑の線を上に抜けたとしても 先ほど話した 86円の抵抗線もあるわけで、 

この86円ラインを上に抜けない限り、 トレンド変換はないのではないかと思うのです。


つまり 円安方向へ向かうトレンド変換点(円高下降トレンド⇒円安上昇トレンド)は

86円ラインを上に抜けるところになると 私は考えているのであります。



今後の直近のドル円為替相場のポイントは 

この緑のトレンドラインを上に抜けるのか、ピンクのラインを下に抜けるのかが、 

ポイントとなるのではないでしょうか? 



どっちのラインを抜けるのかは 本当に 「相場に聞く」 のが 一番だと思います。  

現在は 本当に難しい相場ではないかと思うのです。    

「休むも相場」 なのかも しれませんね。  


 

為替相場は いろんな要因が重なって動いています。   


日本円への影響については 過去に 書いたブログ記事を参考にしてみてください。 
(あくまでも 個人的な考え方ですので!)


日本経済は良くないのになぜ円高?
http://fxdoruen.blog.so-net.ne.jp/2011-06-15


ドル円に対する他の通貨(ユーロ)の影響
http://fxdoruen.blog.so-net.ne.jp/2011-06-17


世界経済からみる円高への影響
http://fxdoruen.blog.so-net.ne.jp/2011-07-02






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