ギリシャ国債、選択的デフォルト???  ユーロ圏の債務問題は本当に大丈夫? [世界経済の影響]


現在の円高は ユーロの下落が大きく影響している感じがしています。  

ユーロが売られ、ユーロ円が大きく下落 → ドル円もつられて下落 という構図です。



そこで ユーロ圏の問題についての現況はというと、  

ユーロ圏の大きな問題は やはりギリシャの債務問題です。


そして、ユーロ圏の債務問題は イタリア、スペインにまで急速に拡大しました。

イタリアもデフォルトに入る可能性があるようですよ。



先日の21日のEUサミットでギリシャ救済について話し合われて、 

そして、 ギリシャ救済策が合意されましたよね。


ユーロ圏各国はギリシャ国債を選択的デフォルトと認めたようです。



選択的デフォルトとは Selective Default(SD)で、 

(ギリシャが) 一部の債権に対して 債務不履行となっている状況のことをいうようです。

そして もし すべての債権に対して 債務不履行となった場合は デフォルトとなるようです。


今回は 欧州の銀行が持つ債権に対しての債務不履行のようです。 


「民間部門」と言われる、銀行などの金融機関は ギリシャ国債の借り換えと買い戻しで対応するみたいです。  

つまり、 借り換えに応じて債務の繰り延べをし、国債の含み損を ただ先送りにしたような状況でしょうか!?


ユーロ崩壊しないように とりあえずの救済策という感じでしょうかね!?



この救済策、 なんだか 自転車操業をしているように見えませんか?  


今回の救済策は ユーロ圏が持つ債務問題の解決策とは ならないのではないでしょうか?

これは ただの先延ばしですよね!?  



ユーロは 一時的に 上昇するかもしれませんが・・・・・、 

現状を見ると まだまだ ユーロは下落するのではないかと 考えています。  



ギリシャを含む 欧州各国の国債は 要注意だと思います。  

スペイン、アイルランド、イタリア、ポルトガルの国債利回りも 上昇しているようですが、

「高利回りだから・・・・・・」 という 証券会社などの 営業マンの口車に乗せられ、 

これらの国債や 投資信託での投資は 危険だと思いますね。  


国債利回りの急上昇が 金融危機の引き金となる可能性も捨てきれませんから。    


営業マンの話を まともに聞くのではなく、 

自分でしっかり勉強し 資産運用に心掛けないと痛い目に遭うのではないかと 

最近 つくづく感じています。 







 




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