アメリカ国債 デフォルトの恐れあり? 債務上限引き上げ問題で格下げか?! [世界経済の影響]

市場では 欧州債務問題と同様に 米国の債務上限引き上げ問題もフォーカスされているようです。 

アメリカも ギリシャ同様に デフォルトに陥るのでしょうか?  


結論から言うと 私は NO! だと 思います。 



米国の債務上限引き上げ問題は ギリシャの状況とは まったく異なり、
 
単なる 『政治ショー』 を やっているだけのようなんです。  



どういうことかと言うと・・・・・、  


アメリカの債務上限は 政府がどんどん借金を増やさない(国債発行)ようにするために、 法律で決められています。 


で、 現在の 債務上限は14兆3000億ドルと決められていて、米国債の発行額はすでに14兆2940億ドルになっているんだとか。 


そこで、 新たに国債を発行できないと、 政府はお金を集めることができずに 資金難に陥り デフォルト(債務不履行)になるというのです。 

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共和党は 

「債務上限の引き上げ幅を上回る規模の歳出削減が必要」と 主張し、


ガイトナー財務長官は 

「議会が債務上限引き上げをしないと その影響は破滅的となる。」

「デフォルトになれば これまでの金融危機よりさらに深い危機に陥るだろう。」 と警告しています。


増税による赤字削減を目指す政府・与党 民主党

増税に反発する野党 共和党

それぞれが 対立して 協議が難航しているようですが、 

個人的には 誰もアメリカのデフォルトは望んではいないはずで、 (その影響は非常に大きい)


2012年の 選挙(アメリカの)に向けて 選挙で票を勝ち取るための 『政治ショー』 ではないかと思えます。



ドルは基軸通貨となっているので それぞれの国々の外貨準備は 米国債で運用するしかないはずです。 

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格付け会社は 米国債の格下げの可能性を示唆しているようですが、

投資適格(格付けBBB以上)の格付けであれば 影響は少ないと考えてます。



しかし これは ドル売り要素であるので、 注目しなければならないポイントだと思います。 



欧州債務問題 ・ 米国の債務上限引き上げ問題 と  

為替市場では ドルと ユーロの売り材料が 注目されているようです。    



引き続き 円高への動く可能性は 大きいようですね。   


円高へ 大きく動くようであれば 介入が入る可能性も大きいので、 

ホントに 難しい相場ですね~。














  


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