【今なぜ円高?】 米国債格下げ・欧州債務危機が大きく影響 [世界経済の影響]

最近の円高に動いている背景には 

米国債の信頼性がダウンしたことが大きいようです。  


8月5日にスタンダード&プアーズという格付け会社が
これまで 世界一安全な国債としていたアメリカ国債を
AAAから AA+に 一段階引き下げましたね。


これが 大きく影響しました。

株価も大きく下落しましたもんね。  
パニック売りのようです。


市場の流れは リスク回避の動きが強まっているようですね。




7日にG7緊急電話会議が行われましたが、 
どうやら この言いだしっぺは フランスのサルコジ大統領だったようです。



欧州の債務危機が スペインとイタリアに飛び火したことに危機感を
覚えたんでしょうね。

欧州は、自分たちの目の前に迫った財政危機問題が
主なテーマで、早急のG7会議が必要だったのでしょうね。

強調介入のことなど、議題にも上がらなかったようです。


個人的にも 欧州の債務問題は とても深刻な問題だと
感じています。

債務問題は 現在、イタリアと スペインにも波及しています。


欧州の金融機関は不良債権処理をずっと先送りにしています。


アメリカの破たんを心配している人もいるようですが、

私は アメリカは絶対破たんしない! とは言いませんが、 
あるとしても 20年ぐらい先になるのでは? と考えています。


それよりも 欧州各国の破たんの方が 現実味のある話です。

欧州各国の破たんは 今すぐにでも起きかねない状況だと
思います。


日本だけを見ていると なぜ円高? と思われると思いますが、

このように 世界の状況から見ていると なぜ円高になるのかが
見えてくるのではないかと思います。 


世界の目から見たら 日本の政治不信、復興問題、原発問題なんか
よりも 米国債の格下げ問題、 欧州の債務問題の方が 重要だと
いうことですね。


つまり ドル安 ユーロ安要素は 今後も続くだろうということです。

いくら 介入が入っても ドル売り、ユーロ売りの方が強く、

日本単独介入だけでは (ドルを)売るタイミングを作るだけ
になるのではないでしょうか!?

しかし、 介入を警戒して 売りづらい状況でもありますね!?


今後介入が行われても それが日本単独介入なのか、
強調介入なのかが ポイントになることでしょう。     


現在は 夏休み相場真っただ中なので 最近の相場の動きは鈍いです。

(でも 油断は禁物だと思います。)   





しかし、 こんだけ 円高が続くのなら それをうまく利用した方がいいでしょうね。  


これなんか どうですかね~? 









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